タロットを学ぶ
タロットの読み方——初心者のためのステップ式ガイド
読了目安 5 分
タロットを読み始めるのに、78枚を暗記する必要はありません。リーディングとは、注意を向ける技術です。自分の問いに、目の前の絵柄に、そして、その二つが擦れ合うところに。ここでは、はじめての一枚から使えるシンプルな手順をお伝えします。
ステップ1——はっきりした問いを一つ立てる
リーディングの質は、その土台にある問いの質を超えません。開かれた、そして自分についての問いにしましょう。「この仕事のお話について、私は何を理解しておくべきでしょう」は、「受けるべきか、受けないべきか」よりずっと良い問いです。前者はカードに語る余地を与えますが、後者はコイン投げを求めているだけです。よい問いの立て方の専用ガイドで、さらに深く扱っています。
ステップ2——問いを抱えたままシャッフルする
問いを心に置いたまま、自分がしっくりくるやり方でデッキを混ぜ、もういいと感じるところで止めます。これは、それ自体が験担ぎというわけではありません。歩みを緩め、いま尋ねている一つのことへ注意を落ち着かせるための時間であり、だからこそ、次に出るカードが届くのです。
ステップ3——引いたら、解釈する前によく見る
カードをめくったら、「意味」に手を伸ばす前に、まず絵をよく見てください。描かれた人物は何をしているでしょう。空気は穏やかですか、それとも張り詰めていますか。動いていますか、止まっていますか。絵に対するあなたの最初の率直な反応も、立派な手がかりです。キーワードを持ち出すのは、そのあとで。そして、そのカードが正位置か逆位置かにも目を向けましょう。読みが変わってきます。
ステップ4——真空の中ではなく、自分の状況に照らして読む
ステップ5——変えることを一つ決めて終える
何も変わらないリーディングは、ただの娯楽だったということです。閉じる前に、そのカードがあなたを押してくれた小さなことを一つ、言葉にしてください。交わすべき会話、しばらく抱えておく問い、避けるのをやめること。そこが受け取りどころです。
練習してみますか。スリーカードのスプレッドを引いて、この五つのステップで読み進めてみてください。
リーディングが空っぽに感じられる、三つの間違い
一つ目は、カードではなくキーワードを読んでしまうこと。キーワードは索引であって、中身ではありません。月を引いて「幻想、混乱」とだけ考えたなら、二つの塔のあいだを一本の道が伸び、その先が見えない場所へ続いていくという絵そのものを飛ばしています。役に立つ部分は、そこに宿っています。
二つ目は、もう一度尋ねること。同じ問いで引き直しても、より良い答えは出てきません。出てくるのは二つ目の答えで、あなたはそれを一つ目とすり合わせなければならなくなり、そして気づかないうちに、好みのほうを残してしまいます。歓迎できないカードが出たなら、正直な仕事は、その理由を問うことです。
三つ目は、描写ではなく判決を求めて読むこと。「これは良いのか、悪いのか」は、カードには答えられない問いです。ほとんどのカードは、次にあなたが何をするかによって、そのどちらにもなるからです。塔は、しがみついている人には災難ですが、そうでない人には解放です。
記録をつけること、そしてそれがすべてを変える理由
日付、問い、出たカード、そして、どんな意味だと思ったかを一行。これを書き留めてください。九十秒で済みますが、タロットが上達していく人と、始めた場所にとどまる人を分ける最大の違いは、ここにあります。
理由はかんたんです。リーディングが当たっていたかどうかは、振り返ってはじめて見えるからです。火曜日にはさっぱり分からなかったカードが、三週間後には当たり前のように腑に落ちる。けれど記録がなければ、何を引いたのかも、何を思ったのかも、まず覚えていません。記録があれば、自分の型が見えてきます。どのカードが繰り返し訪れるのか、どんな問いのまわりを回り続けているのか、自分の解釈は決まって甘くなりがちなのか、それとも厳しくなりがちなのか。
このサイトでのリーディングは、まさにそのために、どれもあなた自身のジャーナルへ保存できます。紙のほうがよければ、紙で構いません。形式よりも、とにかく続けることのほうが、ずっと大切です。
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ご自分でも試してみませんか?
カードを引く娯楽と自己省察を目的としたものです。
