タロットを学ぶ
タロットの正位置と逆位置:逆位置が本当に意味すること
読了目安 4 分
カードが上下逆さまに出ることを逆位置と呼びます。初心者はよく「意味が反対になるだけ」と教わりますが、それは手早い答えであって、たいていは正しくありません。逆位置はカードの力を裏返すというより、その向きをたわめることのほうが多いのです。ここでは、もっと的確な読み方をご紹介します。
逆位置の、四つの誠実な読み方
絵を見てから、選ぶ
四つのうちどれが合うのでしょう。決めるのは絵と、あなたの問いです。これは手順で学ぶリーディング入門で鍛えるのと同じ、解釈の筋肉です。カードが何をしているのかを見て、自分の状況と照らし合わせ、本当に響く読み方を選ぶ。逆位置に「正解」がひとつだけあることはめったにありません。あるのは、今日のあなたにとって本当だと感じられる読み方です。
そもそも逆位置は使わなければいけないのでしょうか
いいえ。使わない経験豊富な読み手もたくさんいます。すべてのカードを正位置で読むのは、まったく正当なやり方です。同じ意味を、文脈に応じて明るい面として読むか、影の面として読むか、それだけの違いです。学んでいる途中で逆位置が雑音のように感じるなら、いったん外して、あとから加えてもかまいません。そのほうがデッキに圧倒されずにすむ、と感じる初心者は多いものです。
ここでは、どのカードのページにも正位置と逆位置の意味が並べて載っています。引いたときにいつでも見比べられます。
実例——決まりごとだけでは足りないので
太陽の正位置は、混じり気のない喜びと明るさです。逆位置になっても不幸であることはまれで、多くの場合は、そこにあるのに感じきれない喜びか、自分で小さく見積もっている良いことを指します。太陽は同じで、カーテンが半分引かれているだけです。
力の正位置は、辛抱づよい勇気です。逆位置でも勇気はたいてい残っていて、ただ向きが違います。自分自身に向いているのです。規律の顔をした自己批判として読めます。
カップの3の正位置は、気の合う人たちとの祝いです。逆位置は、自分だけ招かれなかった祝いかもしれませんし、出席したのにまったくの孤独を感じていた祝いかもしれません。どちらなのかを決められるのはあなた自身の状況だけで、そこにこそ意味があります。
三つに共通していることに気づいてください。逆位置はテーマをそのままに、流れを変えます。この型が見えるようになれば、学んだことのないカードでも逆位置を組み立てられます。
ここでは逆位置がどう決まっているのか
当サイトでは、カードは一枚ごとに自分の向きを持ったままシャッフルされます。ですから逆位置は、あとから割り当てられたものではなく、本当に引かれたものです。そしてどのカードのページにも、正位置と逆位置の意味が両方とも書き切ってあります。読んでいる意味の反対を、自分で考え出す必要はありません。
使う使わないにかかわらず、身につける値打ちのある習慣がひとつあります。正位置で出たときも、両方の意味を読むことです。十秒余分にかかるだけですが、逆位置の文章のほうが、正位置では目をそらしていたことをぴたりと名指してくれることがよくあります。
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ご自分でも試してみませんか?
カードを引く娯楽と自己省察を目的としたものです。
